手土産のマナー

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 お仕事でも、プライベートでも手土産というのはコミュニケーションにおいて大事な役割を果たします。ちょっとしたことで失礼が無いように手土産におけるマナーについてまとめてみました。来月から始まるお中元シーズンを迎える前に、参考にしていたでけると幸いです。

訪問先に手土産をお渡しするタイミングは?

 応接室に通される前になるべく早くお渡しするのはNGとされています。応接室やお座敷などに通されて、お互い着席した後に、訪問した側が挨拶を述べる際にお渡しするのが正式なマナーだそうです。

会社への手土産は?

 菓子折りならなんでもいいわけではありません。訪問先の会社(部署)の人数を予め把握しておき、全員で分けられるもの、分けやすい個包装になっているもの、賞味期限に余裕のあるものなどを選びましょう。

品物ではなく、現金を贈る際は?

 結婚、出産、入学、新築、賀寿などの慶事には新札を御祝儀袋に入れることがマナーとされています。これはお祝いできることを楽しみに準備していたという意味が込められています。銀行で新札に交換できますし、多少のシワはアイロンで直るそうです。弔事は突然のことで準備できなかったという意味を込めて、シワや折り目の入ったお札を香典袋に入れます。

喪中の場合のお中元やお歳暮は?

 お中元やお歳暮などは贈る相手が喪中の場合も贈って良いそうです。というのも、感謝の気持ちを表すものなので冠婚葬祭とは関係が無いからです。ですが、故人が亡くなって間もない時期は出来るだけ避けて、少し遅れてしまった場合は暑中見舞いや寒中見舞いとして贈りましょう。

 手土産のマナーについていかがだったでしょうか?マナーについては奥が深く、今回は代表的なものをまとめてみました。また別の機会にもっと細かいマナーについてまとめてみたいと思います。

 受け取る方への心を込めた手土産は正しいマナーをしっかりおさえて、相手の方を笑顔にできるような素敵な贈り物をしたいものです。つつみ屋工房日本橋高島屋店では、手土産のマナーの知識をしっかり学んだスタッフがお客様のお手伝いをさせていただきます。マナーについて不明な点などお気軽にお尋ねください。

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