6月25日より、手漉き小川和紙でのラッピングサービス開始!
株式会社マルニ・ロジコム(本社:埼玉県入間郡三芳町)が運営するオーダーメイドラッピングサービス「つつみ屋工房」は、2024年6月25日(火)から、埼玉県比企郡小川町で手漉きされた「小川和紙」を使用したラッピングサービスを開始いたします。つつみ屋工房の本社がある埼玉県内の伝統文化を守っていくとともに、包装紙としての和紙の魅力を発信していく取り組みの第一歩となります。
和紙で包む日本の伝統文化は、日本の礼法の一つである折形として600年以上の歴史があります。「つつみ屋工房」は折形の精神や技術を原点にサービスを展開してきました。
そんななか、小川和紙は、1300年前から続く埼玉県比企郡小川町や秩父郡東秩父村で作られる和紙で、小川和紙の最高級品となる細川紙は「和紙:日本の手漉和紙技術」として本年登録から10年となるユネスコ無形文化遺産にされていますが、和紙を作る職人は減り産業としても厳しい状況にあります。
最近では、海外の方への贈答品に和紙を利用した包装を希望される方も増えるなか、和紙産業を盛り上げるべくまずは本社のある埼玉県内の小川和紙を包装紙として利用していき、歴史や文化を語れる包装紙を利用することで和紙の風合いによる優しさや気品が感じられるラッピングを提供いたします。お店や通販での購入品、手作りの品など、お贈りするものをお持ち込みいただき、贈り物のシーンやプレゼントの種類に合わせ、経験豊富なラッピングコーディネーターがひとつひとつ丁寧にラッピング。和紙も日本の折衷技術により様々な表現をすることができ、いつもよりワンランク上のプレゼントとして、贈る側、受け取る側の双方にご好評をいただいております。
是非この機会にご体験ください。
さくらをはじめとする草木で染められた11色の楮が入った 小川和紙「草木染雲龍」を使用した ラッピング例
紅花が散りばめられた 小川和紙「紅花」を使用した ラッピング例
1300年前から続く埼玉県比企郡小川町や秩父郡東秩父村で作られる和紙です。小川和紙の最高級品となる細川紙の製造技術は、国から「重要無形文化財」の指定及びユネスコ無形文化遺産に登録されています。
今回使用する和紙は、重要無形文化財細川紙 技術保持者内村 久子が漉いた「草木染雲龍」「紅花」になります。
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