雨水から桃の節句の準備が始まる

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 2月18日は二十四節気の雨水でした。雨水とは、降る雪が雪や氷から雨に変わり、地上の雪や氷が解け出す頃のことです。北の地方ではまだ寒さが厳しいながらも、西日本を中心に少しずつ春らしい気候になってきました。昔から、農耕を始める時期とされ、いろいろ動き出すと言った気配を感じられる時節となります。

そして、雨水は雛人形を飾り始めるのに良い日とされているそうです。そのいわれには諸説ありますが、ひな祭りは水に関する行事で、厄を移した雛人形を水や川に流していたことに由来していると言われています。そのことから、雪から雨に変わって水が豊かになる雨水の時節に雛人形を飾ると良縁がもたらされると考えられているそうです。

また、雛人形を仕舞う日取りにも良いとされる日は次の時節である啓蟄とされてるそうです。それは、雛人形が女児の災いを肩代わりしてくれる形代(かたしろ)であることから、必要以上に長く飾っておくことを戒める意味でも次の時節までに速やかに仕舞いましょうというのがいわれだそうです。ですが、万が一啓蟄が雨の場合は雛人形を仕舞うのは避けた方が良いです。というのも、雛人形の一番の大敵は湿気です。湿気はカビの原因となりますので、晴れた日が3日続いた晴れの日に速やかに仕舞いましょう。せっかくの女の子の幸せを願う雛人形がかびてしまっては本末転倒です。3月3日以降の晴れが3日続いた日に素早く仕舞いましょう。

雨水を迎えた日からつつみ屋工房からお勧めしたいのが、ひな祭りの贈りものです。つつみ屋工房でも女の子の初節句やお子様やお孫様のひな祭りの贈りものへのラッピングのご依頼が増えております。
桃色の水引や上質な和紙を使った和風ラッピングや花柄のライフルペーパー社の包装紙に桃色のリボンをたっぷりかけたラッピングなどさまざまなご提案を用意しております。
つつみ屋工房日本橋高島屋の店頭スタッフまでぜひご相談くださいませ。

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