ホワイトデーのお返し

ラッピングのこと


少しずつ春の暖かさを感じる日が増え
ホワイトデーが近づいてきました。

ホワイトデーの習慣は日本などアジアの一部だけのものです。
欧米のバレンタインデーは男女がお互いに
プレゼントを贈ったり気持ちを伝えあっているので、
ホワイトデーという習慣はありません。

日本のホワイトデーのはじまりには諸説あります。

福岡市の老舗菓子屋さんがバレンタインデーのお返しに
男性からマシュマロをプレゼントする「マシュマロデー」をスタート。
コンセプトは、
「バレンタインデーにキミからもらったチョコレートを、
僕のやさしさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」
マシュマロの雰囲気にぴったりのかわいらしいコンセプトですね。

もうひとつは、飴菓子の協会が「キャンディーを贈る日」として
制定したというもの。
バレンタインデーのきっかけとなった男女が
ウァレンティヌス司祭が殉教した1ヶ月後の3月14日に、
改めて永遠の愛を誓い合ったとされていることに由来しています。

ホワイトデーにはマシュマロやキャンディー、
クッキーなどのお菓子をお返しに贈るのが定番ですが
実はそれぞれに意味が込められているのはご存知ですか?

マシュマロには、ふたつの意味があると言われています。
ひとつめは、先ほど紹介した
「あなたの愛を純白の気持ちで包んでお返しします」
チョコレートを包んだマシュマロを贈ることから
誠実な愛の気持ちが込められています。

もうひとつは、なんと「あなたのことは好きではありません」
マシュマロは口の中に入れるとすぐに溶けてなくなってしまうことから、
正反対にも感じる意味となっているようです。

キャンディーは、「あなたのことが好きです」
固くて割れにくく、口の中で甘さが長く続くことから
関係が割れない、長続きするという意味が込められています。

クッキーは、「あなたとは友だちのままで」
サクサクとした食感からドライな関係のイメージのようです。

カラフルな色合いやコロンとした形がかわいいマカロンは、
「あなたは特別な人です」
お菓子の中でも少し値段が高く、高級なイメージであることから、
恋人やずっと大切にしたい人に贈るものとして人気が高まっています。

お菓子以外のお返しとして一般的なハンカチは、
涙を拭く使い方から「別れ」をイメージさせるものと言われているので
贈る相手によっては注意が必要です。

「いただきものをしたらお返しをする」
という日本人の習慣から生まれたホワイトデー。

いただいた気持ちを大切にしながら、
想いを込めたお返しのプレゼントを考えてみてはいかがでしょうか。

つつみ屋工房 日本橋高島屋S.C.店では、
お持ち込みいただいたお品物のラッピングを承っております。

【持ち込みラッピングサービス つつみ屋工房 日本橋高島屋S.C.店】
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