贈り物のマナー(年上の方へのお品物選び)
秋が深まり、朝晩の冷え込みが堪える季節になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
北の方では、紅葉の便りが聞かれる様になりました。
野山の木々が色づき、錦の様な彩りを映しだす紅葉。
この季節になると私は、宮本輝さんの錦繍という小説を思い出します。
初めて目を通してみた時、こんなに美しい小説があるのかと思いました。
男女の往復書簡で物語が綴られていきます。
冒頭と終盤に美しく錦で彩られた蔵王の紅葉の描写があるのですが、その部分がとても印象に残っています。
切なくもはかない大人のラブストーリー。
私の大好きな本をご紹介させていただきました。
読書の秋、芸術の秋、食欲、旅行の秋、、、
様々な秋を楽しんでくださいね。
さて、贈り物の話題になりますが、、、
皆様は贈り物選びをする際に、どんなものがいいか迷われてしまう事も多いのではと思います。
リクエストをいただければ楽なのですが、そうでないケースも多々ありますよね。
特に年上の方に贈る場合など、さらに頭を悩まされるものです。
お相手の方を思い浮かべながら、良かれと選ばれたお品なら、きっと思いは通じると思います。
例えば、履物や靴下。
足に身に付ける物は踏みつけるという意味合いでタブーとされています。
また、筆記用具や腕時計は「これを使って頑張れ!」という意味があり、目上の方には向かないとされています。
ベルトも「気を引き締めて!」とか、「腹をくくって!」などを想像されるので、年上の人には不向きとされています。
一般的な事例なので、絶対いけないということではありませんが、お品物選びをされる際に参考にしていただけると幸いです。
4階に移設してからもつつみ屋工房スタッフは、皆様方のご要望にお応えすべく、ご来店をお待ちしております。
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