ラッピングという日本土産
クリスマスまでもう一ヶ月を切りました。
街はイルミネーションやツリーで華やかに飾られています。
皆様、お元気でお過ごしですか?
つつみ屋工房の店頭も、クリスマスのペーパーやりぼんが揃いました。
この頃、外国の方もちらほら店頭にいらっしゃるようになりました。
「日本のラッピングは丁寧で素晴らしいと聞いています。是非、お土産をラッピングして欲しいと思い、ホテルのコンシェルジュに聞いて来ました」と。(※画像のラッピングは実際にオーダー頂いたものではございません。イメージとなります)
中の物より、そのラッピング自体を日本土産にしたいというのです。
外国では、ラッピングは単なる贈る物を包むアイテム。
だから頂いたその場でビリビリとペーパーを破り、うれしさを表現します。
日本のように美しく包装してくれるところはまずありません。
丁寧で細かな心遣いをして、美しく仕上げてくれる日本のラッピングこそ、日本土産にしたいと言ってくださいました。
ラッピングに日本人の心が見えるという言葉にうれしくなりました。
その優しい日本人の心遣い<化粧折り>
紙と紙を貼り合わせるときに、ひと折りして両面テープで留めます。
出来上がりがきれいに見えるばかりでなく、手や物が引っかかって紙が破けたり裂けたりすることを避けるためです。
そしてプレゼントを受け取った方にまでの心遣い、ラッピングを開ける時、紙の縁で手を切ってしまうことがないように。。。。こんな心遣いに日本を感じてくれるそうです。
私たちの仕事も、日本文化を外国の方に伝えることに一役買っていると思うと、心が引き締まります。
これからクリスマス。。。
スタッフ一同、心を込めてお包みいたします。
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