かまくら

雪の季節になりました。
東北地方や北陸地方の積雪の多い地域での冬の風物詩、「かまくら」
雪を集めてドーム型の形をつくり、その中をくり抜いて雪の部屋を作る行事のことをさしているそうです。
子どもたちの雪遊びのような印象が強いのですが、水神様を祀って感謝する意味もあり、地域によっては数百年も続いている歴史的な伝統行事でもあります。
かまくらは鎌倉時代の初期、公家や武家が小正月(1月15日~20日頃)に、四角い雪の箱の中でしめ縄などを燃やして豊作を祈願する「左義長(さぎちょう)」と呼ばれる火祭りが起源と言われています。
また、当時の商人が雪室の正面に水神様を祀って家内安全や商売繁盛、五穀豊穣を祈願したことや、農民が水や火に感謝する正月の行事が融合したことがその由来となったという説もあります。
現在のようにかまくら祭りとして定着したのは江戸時代初期と言われており、新潟県の魚沼地方では、「ほんやら洞」というかまくら祭りと同様の伝統行事も行われています。
今年も、全国各地でかまくら祭りが開催されるようです。
有名なのは、秋田県、新潟県、栃木県ですね。
意外にも雪には断熱効果があり、雪の壁は外の冷たい風を遮るそうです。
中でお餅を焼くために火を焚けばその空気はあたたかくなり、あたたかい空気は軽いので上昇し、かまくらの天井にぶつかって下降していく。
下降した空気はさらに火であたためられて上昇し、あたたかい空気がかまくらの中を巡る。
出入り口が狭く作られているため、あたたかい空気は外にも逃げにくいそうです。
「かまくら」は、本当にあたたかいのか、、?
一度はかまくら祭りに参加し、体験してみたいなと思いました。
つつみ屋工房では、雪の結晶やシロクマなど、冬の柄ペーパーもご用意しております。
ぜひ、お手に取ってご覧いただきたいです。
また、昨年に引き続きギフトラッピング体験コースを開講しております。
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