卯年に思いを寄せて
寒さもひとしお身にしみるころ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
クリスマス時期のラッピングでは、たくさんの方々にご来店をいただきまして誠にありがとうございました。
人の数だけドラマがあると言いますが、まさしくその通りで、贈る方を巡っての色々なエピソードを聞かせていただきました。
お客様お一人お一人の大切な方を想っての贈り物にラッピングという形で少しでもお力添えができたのであれば幸いでございます。
さて、来年は卯年。
2023年は、十二支でいえば卯年で、十二支十干（じゅうにしじっかん）でいえば「癸卯（みずのとう）」です。
干支の4番目である「卯」は「木の陰」で季節は春。
木は天に向かって伸びる樹木のごとく「成長」を表し、陰は、優しく穏やかな性質を表します。
「癸（みずのと、き）」は十干の最後、10番目で「水の陰」となります。
水は、流れる場所によって形を変えるように、柔軟で大らか、また、陰ですので雨水など静かに潤いを与える水を表します。
癸の「水」は卯の「木」を育てる、相生の関係です。
ここ数年、コロナ禍で人々の活動は停滞しました。
大変な思いをされた方もたくさんいらっしゃると思います。
そして今、コロナは未だ収まっていないとはいえ、やっと人も経済も動き出しました。
来たる2023年は、水を得て木が育つように、新たに始めたことが成長する年になるといいですね。
つつみ屋工房では、来年の干支にちなんだうさぎ柄のペーパーをご用意して皆様のお越しをお待ちしております。
来年もどうかつつみ屋工房をよろしくお願い申し上げます。
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