短冊に想いを込めて

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関東では梅雨入りになりましたが、茹だるような夏の暑さを感じる日も多く、体調管理が難しいですね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

まもなく七月に入りますと、七夕様です。

大人になってからはなかなか機会に恵まれませんが、幼い頃は短冊には願いを込めて想いを綴り、折り紙で飾りを作って笹の葉に飾り付けたものです。

お天気に恵まれ、織姫様と彦星様が会えますようにと願いながら。

ところで「五色の短冊」の五色とは何色かご存知でしょうか?

それは「赤、青、黄、白、黒」の五色です。

染料や色彩認識の関係で昔も今も、青=緑、黒=紫で表される事が多いので、実際には「赤、緑、黄、白、紫」になっている事もあります。

元々は中国の陰陽五行説に由来しており、万物は「陰、陽」の二気「木、火、土、金、水」の五行で成り立ち、これら陰陽五行の要素で世の中は回っているという思想で、日本の文化にも深く関わっているとのことです。

この五行を色で表すと

木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒

であり、これは鯉のぼりの吹き流しや相撲の土俵の上の房など身近な所にもたくさん使われています。

さて、短冊の話に戻りますが、色によっても意味が変わるようです。

木の緑(青)‥人間力を高める、徳を積む

火の赤‥‥‥‥先祖や親に感謝する気持ち

土の黄‥‥‥‥人を信じ大切に思う気持ち

金の白‥‥‥‥義務や気持ちを守る気持ち

水の黒(紫)‥学業の向上を願う気持ち

願い事に合った色に書く事によって、願いが叶いやすくなるとも言われているようですので、今年は機会がありましたら是非色のチョイスから始めてみて下さい。

また長寿のお祝いにもこの五色のテーマカラーが使われていますね。

「還暦は赤」というのはとても有名ですが、

それぞれのお祝いにもテーマカラーが存在しています。

つつみ屋工房では、ご長寿のお祝い品のラッピングも承っております。

素敵なラッピングでお祝いに華を添えられたらと思います。

スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。

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