寄り添う弔事

朝夕涼しくなってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、私事でございますが、もうすぐ母の7回忌法要が執り行われます。
生まれ育った土地から私たちの住む東京へと移り、早くに父も他界しまして、母だけが、私たちの近くの寺院で眠っています。
7回忌を機会に合祀をすることにしました。
いにしえより人が生を受け、人生を送り、死を迎えたその後まで、多くの儀礼的行事が行われます。
葬儀に関することすべて、喜び事と比べて許容が広い。
例えば結婚式なら招待がなければ出向くことはありませんが、葬儀は誰が行ってもかまいません。
悲報を聞き駆けつけましたということで、悲しみを表す黒という他に、制限もありません。
葬儀の作法も、悲しみに暮れるという状態ゆえ、仮に間違っても許されるとされています。
なんだか優しい寛容的なしきたりですね。
涙で書けませんと、薄墨を使い、取り急ぎ用意した気持ちですと、仏前に供えます。
これが古来の婚礼の儀式ですと、時間により衣服も異なり、至る手順も事細かくルールがあり、ましてや間違いのないように最善を尽くす、となります。
弔事に比べ、未来への責任や、意思の表れが強いのでしょうか。
つつみ屋工房では、弔事のお包みも承ります。(※画像のお包は弔事のお包みではございません。
イメージとなります)
お気持ちを表す控えめなお色目でシンプルにお包みいたします。
お祝いのみならず、スタッフにご相談くださいませ。
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