ラッピング講習会ってどんな感じ?

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贈り物を包む所作を、もっと自分の手で美しくできるようになりたい──。
そんな思いから、日本橋の小津和紙さんで開催された「つつみ屋工房」のラッピング講習会に参加してきました。

実際の包み方そのものは、ぜひ講習会で体験していただきたいところ。
この記事では、私が感じた講習会の雰囲気や、当日の流れを中心にお伝えできればと思います。

①講習会会場の小津和紙さんへ

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小津和紙さん

会場は日本橋にある老舗和紙店、小津和紙さん。
小津和紙さんへのアクセスは
・JR総武線快速 新日本橋駅5番出口より徒歩2分
・東京メトロ銀座線、半蔵門線 三越前駅A5番出口より徒歩7分
・東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅3番出口より徒歩5分

講習会スペースは2階にあり、到着後はそのまま教室へ向かいます。

中はとてもシンプルで、学びに集中できるほどよく整った空間。
そこに、つつみ屋工房のスタッフさんが明るい笑顔で迎えてくださり、自然と肩の力が抜けました。

手ぶらで参加できる安心感

席には、一人ずつ必要な道具がすべて用意されています。
包装紙、リボン、カッター、持ち帰り用の袋まで揃っているので、準備の心配はいりません。
「学ぶこと」そのものに集中できる環境が整っているのが嬉しいところです。

さらに、つつみ屋工房が出版した『基本のラッピング』の書籍も配布されました。
こちらは持ち帰り可能とのこと(※在庫がなくなり次第終了)。
講習後に手順を振り返れるのは、とてもありがたいポイントだと感じました。

② 講習会スタート:まずはミニ座学から

講習会が始まって最初に行われたのは、ラッピングにまつわる短い座学。印象的だったのが、
**「慶事と弔事では、紙の重なり方がまったく違う」**というお話です。

どちらの紙を上にするか、どちらへ折り返すか。
一見するとわずかな違いですが、その所作ひとつで「お祝い」か「お悔やみ」かを表すのだそうです。

実物を見せながら説明してくださるので、とてもわかりやすく、
ラッピングが単なる“包む作業”ではなく、気持ちを伝える文化なのだと改めて感じました。

④ 実践タイム(包む)

実践では、まず“紙取り”から始まります。
包むものに合わせて、必要な大きさの包装紙を丁寧に測り、
余白を確かめながらカットしていきます。
定規などは使いません。紙に少し折りを入れて印をつけて行き、カッターで切っていきます。

そこからいよいよ包む工程へ。
両面テープを貼り、紙をそっと引き寄せながら形を合わせていくのですが、
引く力が弱いと中の箱が動いてしまい、
仕上がりの美しさにも影響するのだそうです。
ほんの少しの“張り”が、完成度を左右することに驚きました。

⑤飾り包みにも挑戦

今回教わったのは、斜めに紙を重ねる 飾り包み。
境目にリボンをあしらうと、ぐっと洗練された表情になり、
ただの包みが一気に“贈り物らしさ”を纏うのがわかります。

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リボンを挟んでアクセントに

⑥リボン結び

次はいよいよ、リボン結びの工程へ。
その前にもう一度、ペーパーで包みの練習を行いました。

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いろんな柄があってワクワク

用意されているたくさんのペーパーの中から、自分の好みの柄を選べるのも、この講習会の楽しみのひとつです。

手順の確認も兼ねた復習となり、流れを思い出しながら進めていきます。
一度身体で覚えた動きは不思議と手が覚えていて、
作業は滞ることなく、比較的スムーズに包むことができました。

リボンの結び方には基本となる形が大きく三つあり、

・ダブルループ(十字掛け蝶結び)
・トリプルループ(輪っかが3つ)
・フォーループ(ダブル蝶結び)

と、下にいくほど難易度が上がっていきます。

今回は、講師の方がそばで見てくださるとのことで、
思い切って一番難易度の高い フォーループ に挑戦することにしました。
きれいに結べるか少し緊張しつつも、
新しいことに挑戦できるのも、講習会ならではの楽しさだと感じます。

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輪っかが4つあるフォーループ

結び方の手順だけでなく、
美しく仕上げるためのポイント も教えていただきました。

大切なのは、
結び目がきゅっと小さくまとまっていること、
そして左右の輪が同じ大きさで、ねじれがないこと。
ほんの少しの違いですが、そこに気を配るだけで
リボン全体の印象がぐっと洗練されるのだそうです。

「きれいに見える理由」を知ることで、
ただ結ぶだけだったリボンが、
“意識して仕上げるもの”へと変わっていくのを感じました。

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そして完成!

⑦ 完成、そして講習会の終わりに

リボンまで仕上げたところで、講習会は終了です。
完成したラッピングは、そのまま持ち帰ることができます。

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このような感じで持ち帰ります

家に帰ってから、復習のためにもう一度包んでみたり、
箱は誰かへのプレゼントを詰めるための資材として再利用できたり。
“学んで終わり”ではなく、その後の暮らしの中でも活かせるのが嬉しいところです。

紙取りで余ったペーパーも、すべて持ち帰ることができます。
どれも可愛い柄ばかりなので、これは素直に嬉しいお土産でした。

もし持ち帰りの際に嵩張るのが気になる場合は、
折りたたんで持ち帰ることもできるそうです。
細やかなところまで配慮されていて、最後まで気持ちよく講習会を終えることができました。

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小津和紙さんの正面玄関

そして、帰りに小津和紙に立ち寄るのも楽しみのひとつ。
店内には美しい和紙がたくさん並んでいて、思わずうっとりしてしまいます。
私は、茶道で使う懐紙を選びました。

学びの余韻をそのまま持ち帰れるような、
そんな小さな楽しみも、この講習会の好きなところです。

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小津和紙さんの店内の様子

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