ストーリー

朝の連続テレビ小説「あんぱん」は、アンパンマンを生み出したやなせたかし氏の人生を描いているそうで、ドラマの人気ぶりをよく耳にします。
1950年、老舗百貨店の包装紙として初めて登場した「華ひらく」というデザインは、波に洗われる石をイメージしたもので、画家・猪熊弦一郎氏による作品です。
このデザインを受け取りに行ったのが、当時美大生で、その百貨店の宣伝部でアルバイトをしていたやなせたかし氏だったといいます。
さらに、その包装紙に百貨店名のロゴを加えるよう提案したのは猪熊画伯であり、やなせ氏がそのアイデアを反映させたのだそうです。
その後、このデザインはショッピングバッグにも採用され、2014年には友禅作家・森口邦彦氏による「りんごの実り」という新しいデザインに刷新されました。
たわわに実るりんごを幾何学模様で表現した、印象的なデザインです。
「ラッピング」という言葉が一般的に使われ始めたのは1970年代とされています。
包むという行為自体は古くからありますが、デザイン性を持ったラッピング文化は比較的新しいものなのですね。
そんな背景が描かれるのでは、と想像しながら朝ドラを楽しんでいます。
私たちは、皆さまの「贈る」ストーリーのお手伝いをさせていただきます。
心よりご来店をお待ちしております。
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